水上のチェス
- 岡山大学ヨット部
- 4 日前
- 読了時間: 3分
こんにちは。74代470スキッパーのイコットです。
4月末の練習で3年使い続けてきたサングラスを壊してしまいました。夏の日差しの中、サングラス無しで海に出るのは目に良くないので、新西宮ヨットハーバーへ行った際に新しくサングラスを購入しました。とても視界が良く、付けるたびに買って良かったと思ってます。良い買い物しました。
さて、今回は5月3、4日に新西宮ヨットハーバーで行われた関西春季インカレの振り返りになります。
今回のレースで、自分の力量を知ることができ自信を持つことができる点と課題点が明確に分かりました。
艇数が比較的多いレースは、昨年の蒲郡でクルー出場したレース以来でした。出艇前は、艇数の多さにほんの少し緊張していたのですが、海では周りをしっかりと見ることができリラックスしてレースに臨むことができました。しかし、470級のスタートはブラック旗が上がってもなおゼネラルリコールになるほどラインが高く、とても見通しが見づらい状況でした。そのため下ピンの艇に対しては若干の遅れを許してしまったので、まだまだスタート練を繰り返す必要があると感じました。どのレースも中位よりも少し上くらいの順位でスタートしたのでまだまだ改善できると思います。
また、自分の感じた課題として「順位の維持」が挙げられます。
1上マーク回航時に位置した順位を維持できずに徐々に順位を落としていくことが多々ありました。
明確に順位を落としたという原因が分かることが多く、マーク付近残り2割のレグで冷静になれませんでした。まだまだ自分のコース引きのレパートリーが足りていないと感じるとともに「こういう時どうしよう?」というイメトレが足りてなかったと感じました。
来週出場する広島のレースではこの反省点を活かすことができるようイメトレをしていきます。
まとめます。
僕の信条は「ヨットを楽しむ。ヨットで色んな方と仲良くなる。」なんですが、今回のレースも非常に楽しいものでした。2年生の頃は帆走するので精一杯で、順位を上げることができずに悔しい思いばかりでしたが、周りを見る余裕ができてからは「あの艇なんでタックしたんだろ」「ここで返すのもったいないな」などと考えながら帆走していると本当にチェスをやっているみたいで(僕は将棋派で、チェスをやったことはないのですが・・・)楽しいゲームでした。しかしながら、その分勝てないと悔しいもので、自分の鍛錬もさながら一緒に乗っているリキットの育成も頑張らねばと思うばかりです。
今後もレースは続きます。最後の1年もヨットを楽しめるよう引き続き練習してまいります。

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