引退ブログ⑦フレンチ
- 岡山大学ヨット部
- 2022年1月27日
- 読了時間: 2分
こんばんは。70代のフレンチです。ヨット部を引退してしばらくたった今、大学生活を振り返って思うことを書かせていただきます。
ヨット部に入った一番の収穫は、ヨットという世界を知れたことです。浅いと思われるかもしれませんが、でも私にとってはそれがすべてです。自然に飛び込んで風をよんで競う、体力も知識も経験も感覚もいろんな要素がバランスよく必要で、世界一周だって出来てしまう。少しシートを引き込んで少し向きを合わせるだけで進むこと自体いまだに感激します。また、2年間出場させてもらった全日本スナイプでは、強風のなか輝く大人の選手を見て、すごい世界だと実感しました。
あと、同期に出会えたこともよかったことです。今までの私は、気を使うかそもそも関わりを持たないかくらいしかコミュニケーションの引き出しが無かったのに、ヨット部で心を許せる仲間に出会えました。
もちろん反省もあります。私は4年間でほとんど前を走ることができませんでした。最後の中インでは広大に負けてしまいました。そもそも2年生の時半年間休部していたのとその後のコロナもあって、大学生活すべてを捧げてはいません。休部は留学のためですが、それも途中で帰ってきました。いろんな経験をしてみたいと思うがあまりすべてを中途半端にしてしまったというのが、部活を含め大学生活の反省です。いろんな経験をしてみるというのが大学での目標だったので満足はしていますが、たくさんの人に迷惑をかけました。何かを極めようとする過程で起こる人としての成長もできなかったなと思います。これからの人生に活かしたいです。
私は社会人になっても細々とヨットを続けます。ヨットは奥深すぎてまた楽しくて、やめるのはもったいないと思いました。いつかどこかのレースで前を走ったり、後輩に貢献できるようになったらなあと思っています。
最後に、70代のみんな・先輩方・後輩たち・4年間お世話になった方々・応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
Comments