前も述べたこの言葉、何度でも使おう
- 岡山大学ヨット部
- 3月23日
- 読了時間: 3分
お久しぶりです。
74代470級スキッパーのイコットです。
代交代後、クルーからスキッパーへと復帰してから初めてのブログになります。
今回は3月8日及び9日の2日間牛窓ヨットハーバーにて開催された西日本スプリングレガッタの振り返りをさせていただきます。
まずは、大会運営に協力してくださったヨット部OB・OGの皆様、レースに参加してくださった各大学の皆様、牛窓で活動されている皆様のおかげで今回もこの大会を行うことができました。深く感謝申し上げます。
さて、大会結果へと移る前に、今年は徳島大学ヨット部様がお声がけしてくださったおかげで徳島・香川・高知・岡山の4大学で合同コース練を行うことができました。通常の練習よりも多くの艇数を確保して練習を行うことができ、大変良い刺激になりました。コース練では、岡山大学が前を走ることは少なく、地の利を活かすことができず不甲斐ない結果でした。しかし、大会本番ではしっかりとスタートを切り、走りたい海面を帆走することができました。その結果、安定して上位をとり入賞することができました。
このブログではレース中のメンタルについて述べさせていただきます。
この大会において「切り替えをしっかり行うこと」を常に意識しました。海上において、「あのコース引きが良かった!上位を取れて嬉しい!」と舞い上がったり、「あの場面であの失敗がなければ・・・」と過去のレースを嘆いたりすることは一切無駄です。自然が相手のスポーツなので、次のレースも同じ環境であるとは限りません。僕の好きな漫画の中で「タスク・フォーカス」という言葉が出てくるのですが、嬉しさも悔しさも、次のレースで必ず上位を取らなければならないという焦りも全て、次に行われるレースにおいては雑念でしかありません。「今必要なことは何か?」と自分に問いかけ、切り替えをしっかり行うよう心掛けました。そうした切り替えの成果が成績にも現れたのであろうと考えています。
また、今大会のレース前・レース中に様々なトラブル等がありました。自分一人で船に乗っているわけではないので、どうしても自分の思い通りにいかないこともありイライラすることもありましたが、そんな時こそ「今怒ってもレースが良くなるわけではない。むしろ冷静になるべきだ。」と自分に言い聞かせ、切り替えができるよう心掛けました。この点についてはまだ至らぬ点があったので今後も改善していきます。
「当たり前のことだけど、意外と難しい。」と僕自身が感じたメンタルについて述べさせていただきました。
以上でこのブログをしめさせていただきます。

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