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スプレガ ep.3740

執筆者の写真: 岡山大学ヨット部岡山大学ヨット部

にっくです。


ついに2カ月間の春合宿が終わりを迎えました。ふぅ、さすがに疲れました。

春合宿は、制限付きですが合宿所にも泊まることができ、さらに宿直や整備、自主練なんかをしてたら春休みは部活で埋め尽くしたような気がします。


春合宿後に友達と会ったとき、それを実感しました。紙コップに名前を書くとき“にっく”と書いて不思議そうな顔をされたのです。自覚のない僕は、その顔に向けて不思議そうな顔をして返してました。その場は適当にお茶を濁したので無事でしたが、いやはや、自分のなかのにっく勢力が思っていたより大きくなっているようです。これがヨット部というものなのでしょうか。嫌ではないですが、ちょっと怖いです。就活のときに間違ってヨットネームでいかないように気をつけないとですね。




そんなヨット漬けの2カ月間、フィナーレはスプレガと言っていいでしょう。

ということで、今回のブログではスプレガエピソードを書こうかなと思います。同期への一言?そんなの愛でしかないでしょう。(まあ、本当は3日前に既にこのお題で書いてただけなんですが)


スプレガ、僕は3740でイヴと乗りました。

それでは、スプリングレガッタ3740エピソードでございます。


まずひとつは、ご存じの方も多いでしょう2レース目のフィニッシュです。名づけるなら“クルー不存在フィニッシュ”でしょうか。これはOBさんから聞いたことのある“沈しながらフィニッシュ”に次ぐ珍エピソードに入りそうです。

少し風が上がっていた2レース目、下マークを通過して、さあフィニッシュラインへ!とメインを引いて上ったとき、足を滑らしたのでしょうか、イヴは3740からいなくなりました。幸いにもトラピーズを持っていたので、スターン側から引き上げようとしますが、なかなか上がりません。後ろから艇も来ており、船を止めるわけにもいかず、クルーがスターンにしがみついたままフィニッシュしました。そのイヴの姿は、真夏の無風、暑いし帰れないしで一人が海に落ちてスターンでバタ足する姿(結局はただの抵抗で遅いからと止める結末)と同じでした。

そしてさらに、そのあと艇に戻ったイヴに寒くないか聞くと、「丁度良いくらいの涼しさです」と返事をされるのです。僕はほぼ真冬装備かつ濡れてない状態で快適だったので、やばいです。おかしいです。最近一緒に乗るようになってイヴの実体に近づいたかなと思っていましたが、それは虚像だったようです。引退するまでには辿り着きたいと思う一方、それは無理なのではないかと感じております。

イヴへの新たな発見ができましたが、大事なレースでこのようなフィニッシュをしてしまい、反省しました。何も考えずにすぐにラフしてしまったという、心の余裕が足りなかったです。2日目の最終レースはフィニッシュリーチングで上りあいをして1艇抜くことができたので、それは1日目のフィニッシュが活きたのかなと思います。


長くなったので二つめは軽く。にっくイヴは二人ともパドやウェットで腕時計が隠れがちだったので、スタートで時間が確認しづらい状況にありました。そこで、スプレガでは2人とも赤い予備シートで固定してレースに出ました。リストバンドでもなく、ミサンガでもなく、ただのシートをお揃いでつけてる状況、なんかツボりました。



レースのことや反省点をあげると3740エピソードは尽きませんが、これくらいにしておきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。




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