savior of my life
- 岡山大学ヨット部

- 11月12日
- 読了時間: 3分
お世話になっております。74代のZです。
引退して3週間が経ちましたが、研究をして筋トレをして、しっかり寝て、過去1で健康な生活をしています。これからは旅行やら趣味やら、したいことを色々していこうと考えています。
近況はさておき、中インで勝つという目標は達成できませんでしたが、自分自身の後悔はあまりありません。今思うことをつらつら書いていこうと思います。
最後の年はペアのおかげで前を走れて楽しかったです。僕は特に考えることをせず、ただ部活だからいくかぐらいの気持ちで4年間続けていました。クラス分けでスナイプを選んだ理由はブームが高かったからです。2年生の途中ぐらいからコースに興味を持ち出して色々考えていました。最後の年は3年生の時のセイルヒロシマでの1上1位回航の時の手の震える感覚を追い求めてレースに出ていた気がします。当時は結果的にUFDでしたが、1上回航の時2位の船がタックを返すのが見えて、微風の中、自分のコースで前を走った感覚がありました。震えながらランチャーアップし、フィニッシュまでずっと1位でしたが、トップホーンは鳴らずという感じでした。今年もその手の震えを追い求めていましたが、中四や中インで前の方を走っても震えることはありませんでした。4回生ペアで前を走るのが当たり前になったからでしょうか。僕らの船はだいたい2レース目でミスをして3レース目から取り返すことが多かったような気がします。コンディションを保ち続けることの難しさを感じました。中インのハーバーバック中はクローズだけでなく、スタートやフリーでもっとスキッパーを手助けできるクルーになれていたらなあと考えたりしましたが、たらればです。
入部当初に思い描いていた、優れたクルーになれたかどうかはわかりませんが、一つのクルーとしての形は見せれたかと思います。
4年間で感じたのは考えることの大切さです。無意識のまま動いてしまうこともありましたが、思考を止めずに海上にいることで見えてくる気づきや景色がありました。あとは怒らないことでしょうか。怒って船が速くなることはないと思います。スナイプクルーをしていて誰がクルーとして乗っても変わらないんじゃないかと思うこともありましたが、自分が1番だと思い込むことは大事だと思います。いいコースを引いて船を走らせてスキッパーに喜んでもらうことは大きなやりがいでした。
結果はどうであれ、4年間ヨット部として活動できて良かったと思います。出着艇申告も審問も経験せず引退を迎え、漁網に引っかかりかけたり、4人でバウ沈したり、いろんな危機もありましたが、楽しかったです。昨年からペアのピチと4年間スナイプクルーを続ける狂った仲間のエイトには感謝を。ひとつひとつのレースや練習、出着艇も思い出です。
以上で引退ブログとさせていただきます。これからの岡大ヨット部を応援しています。今までありがとうございました。
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