パララックス・ビュー
- 岡山大学ヨット部
- 2 日前
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お世話になっております、76代470クルーのリキットです。今回は5月3,4日に西宮で開催された関西学生ヨット春季選手権大会の振り返りをさせていただきます。このレースは私にとって初めての県外での本格的なレースということに加え、西宮は「波が高く風も強くレース間隔が短く体力的にきつい」と怖い話をたくさん聞いていたのでレース前は怖さ50%、わくわく25%、心配25%といった心境でした。
実際の1日目のほとんどは牛窓で練習する時にも多い微〜順風で、比較的落ち着いてレースに参加できました。ただ、風は弱くとも波が牛窓とは全く異なり、普段と違うヒールトリムやフリーのスピントリムに対応できず、自分の技術の未熟さを痛感しました。また、ランニング中にスピンをうまく張れない場面では思考がぐるぐるして言葉にできず、無言になってしまったことも改めて課題だと感じました。
2日目は1日目と打って変わった強風で、素早い動作と周りの艇を見ることを意識しましたが、スタート直後からジブの引きと起こしの遅さから他艇に出遅れてしまう感覚がありました。その後も自分の動作の遅さと荒さを自覚することとなりました。周りを見ることも接触を避ける為のみで、良いコースを走る為の視野が全く足りていないと感じました。
今回のレースでは角度に合わせたジブトリムや、波と風に合わせたヒールトリム、そして動作など、自分に足りていないことを認識することができました。また、スキッパーとのコミュニケーションなども課題です。既に自分は2回生であることも考えると自分のできていないことにばかり目がいって焦ってしまいますが、せっかくイコットさんと乗らせていただくという機会をいただいているので一歩ずつ確実に成長できるよう、今後も練習に努めていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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