こんにちは,71代スナイプクルーのセブンです.部活が再開して2,3週間経ちそうです.部活が再開すると,土日が削れて忙しい!と当然思うときがあるのですが,どうせ土日あってもろくな事に時間を使えないので,結局,部活があって良かったと思うこの頃です.個人的な部活の進捗は以前の間隔を取り戻し中です.まずまずな調子ですね.再開した部活で心配なのは,新一回生にどうヨット部の魅力を伝えるかですね.新歓で運転手などを担当しているので,一回生との会話が当然生まれます.そんなときにヨットの魅力について話すのは,難しいですね…….コミュニケーション能力の未熟さを痛感中です.
さて,今回はクイズを4つくらい作りました.が,めちゃむずなので,普通に読み物として楽しんでください.また,致命的な間違いがあるかもなので,鵜呑みにはしないでください.
Q.1 ブラフマンとアートマンが同一であるとする古代インドの思想は何か?
Q.2 1993年に沖縄で害虫とされたウリミバエを駆逐した方法は?
Q.3 2010年に哲学を専攻する学生イーサク・イェショーンによって設立された,教義において情報の複製,ファイル共有を認める宗教は何か?
Q.4 イタリアの芸術家ピエロ・マンゾーニの代表作.1961年頃に当時の金30gと同じ値段で販売したその作品名は何か?
//////////以下答え//////////
A.1 梵我一如
解説を書こうと思ったのですが,僕の持ってる本が最強に分かりやす過ぎて解説する意味がにと思ったので書きません.
→史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち 作者:飲茶
個人的にインド哲学における自分という個に対する考え方がとても進んでいる考え方だなと思って初めて知った時は衝撃でした.それも紀元前に.哲学に限らないですが,医学然り,数学然り,色々な学問において,西洋の流れをくむものが主流となっている現代.東洋の流れを源流に持つもの(漢方や籌算など)は見劣りしてしまいます.なんなら胡散臭いまである.ただ,哲学は,西洋と東洋で毛色が全く異なりまして,西洋が国や物そのものに対して目を向けていたのに対して,東洋は自己.自分とは何ぞやということに注目していました.例えば,東洋思想において有名な胡蝶の夢,西洋で似たような考え方は割と最近になるまでありませんでした.なので,東洋哲学(特にインド哲学)は現代人の我々が見ても,割と「すげー」ってなる思想があるので,気になったら勉強してみてください(ただし,哲学という考え方は西洋のものです.東洋哲学はあくまで後世の我々が東洋に点在した哲学っぽい思想を東洋哲学とか言っちゃってるだけです.なので,東洋哲学の本は,割と当時の宗教的要素が幾分か混ざっていたり,理論的でない部分を多く含むことがあります).
A.2 不妊虫放飼
ウリミバエは1919年に八重山で発見された.その後,琉球半島全域に広がった.ウリミバエはウリ類の農作物に甚大な被害を及ぼす.そこで,何とかして撲滅しようと利用された手段がこの不妊虫放飼.不妊虫放飼とは,放射線を利用して人工的に不妊化した害虫を大量に放すことで,次世代の害虫個体数を0にし,絶滅させる方法です.この方法の長所は環境への被害がとても少ないことです(一時的に個体数が増加するだけ).逆に短所は利用可能な状況がめちゃめちゃ限られている事こと.例をあげるなら,人工的に大量に飼育可能な事,成虫が何度も交尾しない事,成虫が被害を出さない事,大規模事業になる為に沢山お金が必要な事.この様に利用可能な状況が少なすぎて,実際に害虫などを撲滅できたのは,沖縄のウリミバエだけだそうです.
A.3 コピニズム伝道協会(コピペ教)
ザ・現代宗教みたいな宗教です.コピペすることを良いことと考えています.著作権等に真っ向から殴りかかるような思想です.そのせいで,スウェーデン政府以外には,法律上の宗教として認められていません.なんなら,スウェーデン政府にも違法なファイル共有すんなよ?と釘を刺されています.また,僕は実際に教義を読んだ訳じゃないですが,設立者が哲学を専攻していた学生という事もあり,割とその教義はしっかりしていて,理解しやすい内容だそうです.
A.4 芸術家の糞
「30g,自然保存」というラベルをつけられ売られた金属の缶.当時の金30gと同じ値段で90個を販売して,すぐに売れたそうです.前衛的すぎる.資本主義の性質を見せつけられるような要素を持っている事もポイント高いです.この缶,未だに一個を除いて開けられておらず,その開けた一個もさらに小さい缶が入っていて,実際に名前通りのものが中に入っているかは不明だそうです(缶を開けると価値が下がるから開けないそうです).
いかがでしたでしょうか.クイズという呈で知識の暴力をしてしまった感は否めないですね.でも,ヨット部は割と知識の豊富な人が多いので,1問くらいは解けるかもですね.ほかにも何か今回の様な変な知識をお持ちの方は,僕に教えて下さい.僕の知識欲が満たされます(あと小説に使うかも).
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