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あばよ相棒

執筆者の写真: 岡山大学ヨット部岡山大学ヨット部

こんにちは.69代いいちこです.

今回のテーマは「最近読んだ本など」です.私は“最近観た映画”として,先日の金曜ロードショーにて10年弱ぶりに観た「トイストーリー3」を挙げます.

まずはトイストーリー3のストーリーから.少年アンディが幼いころ大切にしていたウッディやバズをはじめとするおもちゃたちは,彼が年齢を重ねていくにつれて,すっかり遊んでもらうことはなくなっていました.彼らは試行錯誤し,アンディの気を引いて手にとってもらうための作戦を決行しますがどれも失敗する日々.そんな中で訪れたアンディの大学進学.彼の母は下宿先にもっていくもの,捨てるもの,屋根裏に取っておくものに分類するように指示します.アンディは熟考の末,おもちゃたちを保管することに決めますが,ひょんなことからおもちゃたちはアンディの思いとは裏腹に保育園に寄付されてしまいます.アンディの考えを知るウッディを除く残りのおもちゃたちは捨てられたと思い込み,新天地での生活を歓迎します.遊ばれることがおもちゃの幸せだから,と.しかしそこで待っていたのは彼らと遊ぶにはまだ早すぎる年齢の子供たち.投げる蹴るなめるを繰り返され,大変な日々を繰り返すこととなります.嫌気がさした彼らは先輩おもちゃたちに年長の部屋に移してほしいと頼みますが却下.そこでは先輩おもちゃの支配により新入りは苦しい仕事を押し付けられるという構図がありました.先に単身で脱走していたウッディは少女ボニーに拾われ,遊んでもらえるということに久々の嬉しさを感じましたが,やはりウッディはアンディのことが忘れられず,全員でアンディの元へ帰ることを決意します.そうして保育園に戻ったウッディはアンディを信じようとみんなを説得し,脱走計画を実行します.完璧に見えた脱走もあと少しのところで先輩おもちゃのボスによって阻まれてしまいます.一時は大ピンチとなりますが何とか切り抜け生還.アンディの元へ帰ることへ成功します.ウッディはボニーのことをメモに書き,箱に貼り,みんなと箱に収まります.

そしてラストシーン.メモを見たアンディはおもちゃの入った箱を持ってボニーの元へ向かいます.そこでアンディはボニーに大切にしてほしいと告げておもちゃたちをそれぞれの個性を語りながら一つずつ彼女へ譲ります.最後にウッディ.アンディは最も思い入れの強かったウッディを渡すのを一瞬躊躇します.葛藤ののち譲ることにしました.そしておもちゃたちはアンディの背中を見送ります.

そしてウッディが一言.

「あばよ、相棒。」

めっちゃ泣きました.久しぶりに映画で.いろいろな感情が入り混じっていました.喪失感とか懐かしさとか悲しさとか嬉しさとか.それなりに出会いや別れや経験してきた22歳になった今だから余計に刺さるんだろうなあと思います.(まだまだ青二才ですが笑)

好きなシーンはやはりラストシーンです.アンディがボニーにすべてのおもちゃの思い出と設定を伝えるところです.幼い目をするアンディになんともいえない感情が渦巻いてきました.毎日の生活の中で埋もれてしまっていた感情とでもいうのでしょうか.うまく表せませんが,原始的で本能的ですごく大切なものだと思います.

ものを大切にするとかそういう次元にとどまらず,人生のすべてに当てはまります.百聞は一見に如かず.おすすめです!大きくなった今だからこそ見てください!忘れかけていた何か大事なもの・感情を思い出させてくれます.


画像は全く関係ないファンキー東山ことマットです.


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