おはようございます。69代のペンペンです。
私の一回生のころの新歓時期の思い出について書かせていただきたいと思います。
部活への入部が基本的な中学、高校を経て三度目のコミュニティ選択。
大学ではアルバイトもたくさんでき、活動範囲も広がることからサークルに属さない人も多いでしょう。私も入学当初は学業とアルバイトに力をいれようと思っていたためサークルに入る気はさらさらありませんでした。
ただ人生というものは面白いもので、様々な出会いがあり、たくさんの影響を受けて考えもしなかった結末を迎えることばかりです。
私がヨット部に入るきっかけになった二人との出会いについて書きたいと思います。
まず一人目は同じ学部の友人で、オリエンテーションのときに隣に座っていた子です。その出会いをきっかけに一緒に行動を共にすることも多く、新歓も一緒に見て回りました。はじめは彼も私もタダ飯にありつくために行っていた新歓だったのですが、気が付くと彼は少林寺拳法部への入部を決めていました。そして今までは「バイトがんばろうな」と一緒に言っていた彼はいつしか「お前、なんかサークル入ってないとコミュニティ終わるぞ。」と脅してくるようになりました。見知らぬ土地で孤独な私はこの脅しに耐えられず、次第にサークルについて考えるようになりました。
そして運命を変える二人目の出会いは、たまたま講義で隣に座った4回生の方でした。サークルについて悩んでいた私はその先輩に話を聞きました。先輩は私と同じような考えだったようで、アルバイトはしていたもののサークルには何も所属せずに4年間を過ごしたと言っていました。そして私をヨット部へと導く言葉を発しました。
「なんも所属してないと4年間暇すぎたわ。」
そのとき私は強くこうはなりたくないと思いました。
この二人の影響で私は本格的に所属するサークルを探し、チャラそうでもなく、陰気すぎることもなく部員もそれほど多くもない、人間関係が楽そうでそして絶対おもしろいと思ったヨット部への入部を一度も新歓に参加することなくパンフレットを見て決意しました。もちろん申し訳程度に入部を決めた後に一度新歓に乗り込みましたが、すでに心は決まっていました。
これが私の一回生のころの新歓時期での思い出です。ありがたいことに、今ではたくさんの友人に恵まれて良い4年間を過ごさせていただきました。
私がヨット部員として活動している裏には確実にヨット部と何のかかわりもない二人の存在があります。こんな風に今の私たちの活動も私の知らない様々な方々に支えられているのだと思います。
部員としては最後の今年も新たな出会いがあり、影響を受けることを楽しみにしています。
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