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執筆者の写真岡山大学ヨット部

思い返す

更新日:10月8日

初めまして、76代の一宮駿太です。以下、これまでの76代がそうしたように、私もヨット部に入部した理由についてお話しします。といっても、正直に言いますと、その理由が今明確には思い浮かびませんので、入学当初から順を追って思い出していきたいと思います。


 まず入学初日のこと。入学式、当時は新しい学校や部活・サークル、初めての一人暮らしへの期待感で満たされていたことを覚えています。この日は部活動、サークルのチラシを大量にもらって帰えりました。恐らくヨット部のチラシをいただいたのもこの日だったと思います。多くの新入生がスーツで出席しているため見分けがつきやすかったのでしょうか。二日目以降も勧誘はありましたが、一日目の勢いには及びませんでした。


 入学から一二週間はとりあえずなるべく多くの新歓に参加したいと思い、数ある選択肢の中から選んだもののうち一つがヨット部の体験会でした。この時点ではヨットには微塵も魅力を感じていませんでしたが、私は期待に胸を膨らませる新入生であると同時に、食事代を浮かせたいケチな男でもありました。昼食をごちそうしていただけるとの記載に惹かれて最初の体験会に参加したのです。体験会の感想について深く語ることはしませんが、楽しかったとだけは言っておきましょう。もちろんヨット部以外にも様々な新歓に参加しましたが、それらも同様に楽しい体験であったと思います。


 少し時間が経ち入学から三四週間、生活に疲れと飽きが表れ始めます。毎日の授業や各種手続き、家事などで疲れが出始め、それらが新歓へ足を運ぶ上での障壁となってしまいました。このころには必死にどの部活に入ろうか考えるのも面倒になり、もう適当に選んでしまおうという気持もありました。その状況でヨット部を選んだ理由を考えると、単純に雰囲気だとか活動頻度だとかそんなごく単純な理由であったと思います。これだけ長々と書いておきながら本筋がたった一文の面白みのない理由に集約されてしまったことをお詫び申し上げます。しかし本当に大切なものは理由ではないと私は考えています。少し強引なまとめ方になりますが、理由などよりも大事なのはこれから何を成すかということではないでしょうか。これからの幾年か、ヨット部の部員としてよい経験であったと思い返せるように努力していきたいと思います。これからどうぞよろしくお願いいたします。

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