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ヨーソロー|スキッパーとして、最初の航路

こんにちは、ほっとです。7月5日、6日に開催された夏季オープンの振り返りをしていきます。

私がスキッパー転向をしてから早3か月が過ぎ、レースの流れを追う練習を重ねてどうにかレースに出ることができました。「経験を積むために」という名目のもと、また73代にっくさんのご厚意もあり一回生で出場した中四以降選手としては約一年ぶりの遠征となりました。

 レース展開では無事故帰還を目標に、スタートなどで今の自分にできることを試すことを意識しました。秒数とラインに対する待ち位置は悪くない場面もありました。それではスタート練でもいいじゃないかと言われてしまいそうですが、レースの雰囲気や環境などを含めると、牛窓での練習とはまた違った経験ができたように思います。どうすればあの艇に勝てるか、負けないかなど、なんとなく考えている時間が増えました。

 レースには、出るだけで得られるものが本当に多いと感じました。ただ、このまま順調に……とはいかないのが現実です。結果だって瞬間を切り取ればいい時もあれば悪い時だってある。技術面の不安定さは相変わらずです。今後は部の運営にも積極的に踏み込み、後進育成にも励まなければなりません。あいまいな取り組みは確実に同期や目標からの遅れをとってしまいます。足りないのは時間か、それとも工夫か。限られた時間をどう活かすか、自分の中で整理しておきたいと思います。

 題するなら、「無理せず己の糧を得る」でしょうか。私に必要なのは安定です。慣れではなく、安定。たとえば、毎週の練習で再現性のある動きを意識すること、ペアとのやりとりの精度を高めること。そういった積み重ねを大切に練習していきます。だから結果を望むのは今じゃないのかなと。まだまだこれからなのだと。できないことは悔しいですが今の私にはこれしかないのです。

 最後に、今回ペアとして出場していただいたにっくさん、大会前のコース練や先日の琵琶湖遠征で必要な知識を叩き込んでくれたつまみたいさん、そして先輩方、ありがとうございます。私はすぐに走れるようになるとは思っていません。だけど頑張り続けるほっとは変わりません。

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