厳しさの中にある
お世話になっております。76代幹事の美脚大臣です。
最近、ヨット部員としての自分を見つめ直す機会が増えました。ヨット部にとって、自分はどのような存在なのか。どんな立ち位置で、どのように貢献できるのか。自分の言動は周囲にどのような影響を及ぼすのか。部に負の影響を与える言葉を発していないか。部員、特に後輩の前で、仕事に対して後ろ向きな態度をとっていないか。
選手として最上回生となった今、その影響力を考慮して行動しなければならないと常々思っています。
少し堅苦しくなってしまった前置きは置いといて、本題である中インの話をしましょう。
去年の中インを思い返すと、悔しさと無力感がないまぜになった感情が蘇ります。他の同期クルーが2人ともレースメンバーとしてヨットで走っている中、私は救助艇に乗るサポートメンバーでした。正直に言うと悔しかったし、苦しかったです。
1レースを消化する度に戦況が厳しくなっていくのを私はただただ眺めることしかできませんでした。自分はまだ、勝つために何かできるステージに立てていないんだな、と感じたことを覚えています。単純に実力不足でしたし、サポートメンバーとしても力になれませんでした。
今にして思えば、もっとアルバからできることはあったはずです。悔しさを味わうより先に、前向きな声掛けをしたり、風の振れを測ったり、勝ちに繋がる支援ができたはずでした。そこに至れなかったのは、私の怠慢です。他の同期を差し置いてアルバに乗せていただいておきながら、私は自分の役割を全うしませんでした。同期に対して、そして74代の方々に申し訳が立ちません。
さて、そんな色々な感情を消化しきれないまま、今年も中インがやってきてしまいました。
長らく77代スキッパーの爆走院長と組んできましたが、中インもこのペアで出場することになります。去年の中四に出て以来、彼とは一年以上ペアを組んできました。阿吽の呼吸と言うにはまだまだ程遠いですが、お互い最低限の言葉でやりたいことが伝わるようになってきました。
彼は2年生ながら、76代にも臆さず意見や提案を出してくれるアイデアマンです。ヨットの技術面でも様々な情報を取り入れ、常に知識のアップデートを図り、実際の動作に落とし込んでいます。
彼と組んで、牛窓のフリートレースでは安定して前を走ることができています。
しかし、インカレで確実に勝ち上がるレベルには達していません。我々のスタート・コース等の技術には改善の余地が残されていますし、他大学も実力者が揃っています。
実際、1か月前の中四国インカレにおいて、我々は全日本個人戦の出場権を逃しました。大事な場面でコースのセオリーから外れたタックをしてしまったり、スタートが上手くいかなかったりと、色々未練は残ります。
「来年は必ず勝ちたい」という思いが募るとともに、来年があることに甘えて今年のレースにきちんと向き合えていない自分に気づきました。
他校との実力差を踏まえた上で、「76代には来年もあるから、、、」などというお声を頂く事もあります。
ですが、今年は75代の年です。76代に来年はありますが、75代のお二人は今年で引退されます。
一度きりの75代の中国インカレで、来年を見据える振りをして今年を諦めて良いはずがありません。必ず最後まで勝つために力を尽くしたいと思います。
応援の程よろしくお願い致します。

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